【超初心者向け】革靴の靴磨き法

こんにちは。
Old Church’sやCrockett&Joneなど英国の名門メーカーを中心にセレクトするビンテージ靴店「JUST LIKE HERE」代表の尾形です。
このBlogでは、お客様のご質問や問い合わせにお答えした内容を記事として紹介しています。

今回は「革靴のメンテナンス方法を教えてほしい。」というご購入様の声を受けて、「【超初心者向け】革靴の靴磨き方法」というタイトルで書いてみました。

最初にお伝えしたいのは、技術はさほど必要なく、簡単で楽しいものであること。
一度覚えてしまえば、難しいことはありません。
何よりメンテナンスすることで、新品のように靴が甦る感覚が楽しい!

何度も読み返していただきながら是非ご自身でお試し下さい。
弊店で実際に使っているメンテナンス用品も最後にご紹介しますので、これから道具を揃えられる方は参考になさってください。

目次

揃えるべき道具は最低4つ

左から馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、汚れ落としローション、補色クリーム、布端切れ

靴磨きに必要な道具は以下の通りです。

  • ブラシ2つ-馬毛ブラシ(埃落とし用)、豚毛ブラシ(クリームブラッシング用)
  • 汚れ落としローション
  • 靴の色に合わせた保湿クリーム
  • 布(使わなくなったTシャツなどの端切れでok)
  • (シューキーパー)

写真で解説。早速磨いてみよう

靴磨きは大きく5つのプロセスになっています。
早速やっていきましょう。

STEP
馬毛ブラシで埃を落とす。
STEP
ローションで汚れを落とす。
正しい巻き方はありますが、慣れたらでok。こんな感じで布切れを手に巻けばok
ローションを布に含ませます。
布が汚れたら位置をずらして巻き直します。
甲のタンの部分も忘れず、よごれを落としましょう。紐靴であれば紐は磨く前に外しましょう。
STEP
色クリームで保湿する。
指で塗り込む方が、体温と汗でクリームがとけ革に入り込みやすくなります。
全体に置くようなイメージで。
全体に伸ばしていきます。
ベルト部分も忘れずに。
STEP
豚毛ブラシでブラッシングします。
かかと側(後方)左側面から爪先に向けてサッサっと。そのまま→右側面も同様に。
前方の左側面→右側面→履きシワが入る部分と全体をブラッシング。
STEP
布で余分なクリームをさっと拭き取る。

使っていない布切れをSTEP2同様巻いて、全体を優しく拭き取る。
これで靴磨き完了です。

ビンテージ革靴専門店が実際に使用。メンテナンス用品一覧

仕入れた革靴の靴磨きも仕事の一つ。実際に使用しているメンテナンス用品を紹介します。

  • 馬毛ブラシ(埃落とし用)
    [コロンブス] 国産シューズブラシ 馬毛 コロンブスブラシ ホコリ落とし 靴磨き・シューズケア

[コロンブス] 国産シューズブラシ 馬毛 コロンブスブラシ ホコリ落とし 靴磨き・シューズケア

  • 豚毛ブラシ(クリームブラッシング用)
    [コロンブス] 国産シューズブラシ 豚毛 コロンブスブラシ ツヤ出し 靴磨き・シューズケア

[コロンブス] 国産シューズブラシ 豚毛 コロンブスブラシ ツヤ出し 靴磨き・シューズケア

  • 汚れ落としローション
    [コロンブス] クリーナー・汚れ落とし ブートブラックシルバーライン ツーフェイスローション

[コロンブス] クリーナー・汚れ落とし ブートブラックシルバーライン ツーフェイスローション

  • 靴の色に合わせた保湿クリーム
    Brift H オリジナルの靴クリーム

まとめ

靴磨きは一見難しそうですが、覚えてしまえば本当に簡単です。
自分自身でできればメンテナンス費用も抑えられ、革靴も長持ちします。何より愛着が湧きます。
磨いている間は無心にもなれるので、日々の仕事に忙殺されている方にも時間を作って自身でやっていただくことをお勧めします。個人的には瞑想に近い効果があるのでは?と思っているくらい。
大体1足10-15分で磨けてしまいますので、是非日々の生活に取り入れてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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尾形

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