こんにちは。
Old Church’sやCrockett&Joneなど英国の名門メーカーを中心にセレクトするビンテージ靴店「JUST LIKE HERE」スタッフの竹田です。
このBlogでは、お客様のご質問や問い合わせをいただいた内容についてお答えした内容を記事として紹介しています。
今回は
「ビンテージの革靴を購入したが、前オーナーの履きじわが自分の足に合わず痛い・・・」
という悩みを持っている方に向けて、どんな対策をすべきか、について書いてみたいと思います。
今回のテーマの解決策を一言でいうと、
「革を柔らかくして、自分に合った履きじわを入れ直しましょう!」
です。
ではどのようにして自分に合ったしわを靴に入れ直すのか。
早速本題に入りましょう。
デリケートクリームで革を柔らかくする
まずは革を柔らかくすることからです。
最も革を柔らかくするのがデリケートクリームです。
デリケートクリームは水分が多めに含まれており、革に浸透しやすく、柔軟性が増します。
汚れを落とした後にデリケートクリームを多めに塗りこみましょう。
M.MOWBAYのデリケートクリームは水分量が多く、今回の使い方にはオススメです。
[コロンブス] 皮革製品用 栄養・保湿効果 ブートブラックシルバーライン デリケートクリーム 靴磨き・シューズケア
自分の履きじわが入る部分に癖をつける
次は足を入れて爪先を床につけながら踵を少し上げます。
このとき、足の指が自然に曲がる部分に皺が入るよう、レザースティックや定規を当てて、ゆっくりとかかとを上げ、自分の足のしわに合うように癖をつけてます。
かかとの上げ下げを繰り返す
最初から深くしわを入れようとせず、少しずつしわを深くしていきます。
踵の上げ下げを繰り返してゆっくりと自分の足に合わせたしわをいれていきます。
まとめ
今回は「ビンテージの革靴を購入したが、履きじわが自分の足に合わなくて痛い・・・」ときの対策について書いてみました。
・デリケートクリームで革を柔らかくする
・自分の履きじわが入る部分に癖をつける
・かかとの上げ下げを繰り替えし、自分の足に合わせていく
ビンテージ、中古靴でも履き込んでいくうちに自分の足に馴染んでいきます。今回のような少しのメンテナンスで自分だけの一足に育てていくことができるのが、革靴を持つ醍醐味です。
楽しみが増えたら幸いです。
JUST LIKE HERE
竹田
コメント